ポケカのイラコン、反AIに焼かれる

 

 2024/6/14、Pokémon Trading Card Game イラストレーションコンテスト 2024が、一次通過作品(10830作品中300作品)を発表。その中にAIのアシストを受けたと思しき作品が複数あったため、反AIが群がり、焼かれる。

 

 既に合法となっている現実の法律とは異なり、イラコンの運営は独自に「AIアシストは使用禁止」というルールを作っても別に問題はないのだが、このコンテストにはそのようなルールは存在しなかった。よって、反AIは群がったものの、法的にもローカルルール的にも何も問題がない状態だったため、運営がどう対応するのか注目されていた。

 

 その後6/20になって、運営は「一次審査で失格者が出たので、それらを落とし、別の作品を繰り上げ当選させる」と発表。

 

 

 しかし、失格理由も失格対象も非公表であるため、反AIが希望した通りAIイラストが落とされたのか、AIとは別の問題として存在していた「1人3点まで」というルールに反して別アカウントで4点以上送っていたユーザが落とされたのかは、全く不明である。仮に前者の場合、「元々存在しなかったルールを後から付け足したうえ、過去に遡及して当時違反でなかった物を違反にした」という事になるので、コンテストの運営としては致命的。