約10日で達成(66.7万/日)。
裁判とは遅々としたものであるから、次にこの話をするのはいつになるか分からないが、今後注目すべきポイントについてまとめておく。
1. 争点が不明
「AI潤羽るしあ」が作ったのは、あくまでも「潤羽るしあLoRA」であって、「やすゆき絵柄LoRA」ではない。そのため、本件はいわゆる「狙い撃ちLoRA案件」ではない。かつ、やすゆきは潤羽るしあの権利者でもない。
よって、本件は「生成AI被害に対する訴訟」と題されてはいるが、その「被害」というのが具体的に何なのか、実はよく分からない。最悪の場合、やすゆき自身に原告としての適格性がない可能性すらある。
https://x.com/yasu00kamiki/status/1829282257426841650
2. 後ろから撃たれる可能性が結構高い
この裁判は「やすゆきがやすゆき個人の利益のために戦う」裁判であって、「やすゆきが反AI代表として悪のAI帝国を滅ぼすために戦う」裁判ではない。
しかし、他人から金を集めたせいでそこが曖昧になっており、実際に勘違いしている反AIも一定数いると思われる。代表とは責任を負わされる立場であるから、裁判の展開次第では、この勘違い集団が後々やすゆきを背中から撃ち始める可能性がある。
3. 負けたら不利になる
なぜか「負けても有利になる」と思っている反AIがいるが、負けたら不利になる。判例とは勝った時にだけできるものではないからである。
https://x.com/Nononon7777/status/1827964665693127134
なお、「裁判が二次創作に悪い影響を与えないか心配」というようなコメントをしばしば見るが、著作権者に1円も金を払わずに設定とキャラクターを無断使用して作られているエロ同人は、やすゆき裁判と関係なく現時点で既に違法なので、裁判を通して改めて違法になる事はない。安心してよい。