木目百二、表現規制系ロビイストとして復活

 2024/4/11、著名な反AI「木目百二」氏が、表現規制ロビイストとして復活。

 

 木目百二氏は、約1年前の2023/4/27に、「クリエイターとAIの未来を考える会」理事としてAI規制を訴え、NHKニュースにも取り上げられた。しかし「著作権を使ってAIを規制しようとしている当人が『ぼっち・ざ・ろっく!』のお漏らし同人誌で稼いでいる」というダブルスタンダードを指摘され、表舞台から姿を消していた。

 

 木目百二氏はその後反AIロビイストとなっていたようで、4/11にこれまで面会した政治家のリストを公表。しかし、その中に表現規制派の政治家が含まれていた事から、以前から指摘されていた「反AIが表現規制派と一体化してAIもろともマンガ・アニメ全体を潰しにかかる」というリスクが現実味を帯びてきた。

 

 リストに乗っていた政治家の1人・石垣のりこ氏は、「全国フェミニスト議員連盟」の一員である。この「全国フェミニスト議員連盟」は、2019年にストライクウィッチーズ事件、2021年に戸定梨香事件を起こしており、いずれも「女児・女性を性的対象物として扱っている」として圧力をかけ、コンテンツを削除させている。完全な表現規制派である。

 

 

 野田聖子氏とは面会していないようだが、野田聖子氏がイギリスの表現規制団体IWF(Internet Watch Foundation)の幹部と面会したというTweetにメンションを飛ばし、「野田先生、本当にありがとうございます!今までの誰も被害者のいない良質な創作物とは全く違い、多くの児童の人権を踏みにじっているのが生成AIです。悪質にも、児童本人から苦情が来ない限り無視します、と児童が法的に動けないことを知りながら開きなおっている使用者もおり、非常に問題が大きいです」と発言。

 



 野田聖子氏は表現規制派筆頭のような存在で、20年以上前から被写体が実在しない架空のポルノも全て児童ポルノ扱いにして全面規制しようとしている人物である。「表現の自由を盾にして表現する事の責任を全く考えない人々が世にばらまいてきた害悪」等と呼称している。

 

 IWFはイギリスの表現規制団体で、非実在児童ポルノの摘発に血道を上げている。IWFのロビー活動により、イギリスでは非実在児童ポルノは既に単純所持で摘発できる状態になっており、カルチャーとして壊滅している。日本で言う同人誌のような物はイギリスでは持っているだけで犯罪者扱いとなる。