反AI、クレカ規制に関するデマを流す

eyecatch

 

 2024/3頃から、VISA、Mastercardなど主だった米国のクレジットカード会社が、日本の同人販売系サイトとの取引を次々と停止。それに伴って反AIが新しいデマを流し始める。

 

⑥ PixivやDLSiteはAI生成の児童ポルノを放置したからクレジットカードが使えなくなった

 

 2023/5から1年以上AIイラストを完全に禁止していたFantiaや、そもそもエロコンテンツがないニコニコ動画も取引停止になっている時点で、明らかにデマだと分かる。

 

 米国のクレジットカード会社が表現規制に乗り出したのは、2022/7/29に、カリフォルニア州連邦地裁が、米VISA社に対して「Pornhub社が、ユーザが投稿した13歳の実在少女の児童ポルノを放置した事で結果的に広告収益を得たが、その決済にVISA社のクレジットカードが使われていたのでお前も責任を取れ」という判決を出した事が原因である。この判決以降、米国のクレジットカード会社は、「取引先に過失があると自分も連帯責任を取らされるかもしれない」という可能性に怯えるようになり、少しでもリスクがあるものは全て切り捨てるようになった。

 

forbesjapan.com

 

 クレジットカード会社は、反AIが気にしている「AI生成か手描きか」といったような話には全く興味がない。ただ単に「欧米基準だと日本のエロイラストは全部児童ポルノだから消せ」と言っているだけである。

 

 なお、日本においては、児童ポルノ」は被写体が実在の人物である事が絶対条件であるため、架空の人物を描いたイラストはそもそも児童ポルノと呼称できない。「架空の児童ポルノ」とか「AI生成の児童ポルノ」といった言葉は言葉自体が矛盾している。

 

過去のデマ ①~④ 

 

過去のデマ ⑤