2023/11/22、2023/9/4に石恵氏(著名なイラストレータ)とG123.jpの間で発生し、日本における画像生成AI裁判第1号になるのではと期待されていたビビットアーミー事件が、和解で終了した(裁判にならなかった)事を、当事者である石恵氏が報告。和解条件は不明。
裁判にならなかったという事は、法的な判断は行われず、判例もゼロのまま、2023/6の文化庁見解も白黒付かないまま、という事だが、最近増加している「エア被害者がAI学習罪・使用罪を争おうとして具体的な被害を示せず棄却される」ケースとは異なり、トップクラスのイラストレータは「自分のイラストに酷似した最終生成物が実際に存在する」というはっきりした被害があるため、戦って勝つ選択肢も普通にありそうである。