2023/12/1、北京インターネット法院において、「AIによって生成された画像をウォーターマークを削除した上で自作として転載」した人物が敗訴。その過程でAIによって生成された画像にも著作権が発生する事が認定された。
類似のケースに対する判断は各国バラバラ。
日本では、文化庁が2023/6に「ポン出し以外は発生し得る」という見解を示しているが、裁判が起きないので本当に発生するのかどうかは不明。
アメリカでは、著作権局が2023/9/5に登録を拒否し、実質的に「発生しない」という判断を行ったが、これは裁判を経て決定されたわけではなく、著作権局が独断で実行しただけなので、本当に発生しないのかどうかは不明。
その状況で中国においては「発生する」と裁判所が認定した。
なお、反AI主義者は以前より「AI生成物には一切の著作権が発生しない」というデマを流しているが、これは文化庁の見解とも米国著作権局の見解とも中国立法府の判断とも異なる。